洞察力が優れている
ぱっと見ただけで直感的に深い部分まで感じ取って、それを見通すことができるのは蠍座の特殊な才能です。
洞察力というのは実は努力によって得られるものというよりも、生まれもっての能力といえるでしょう。
相手がどんなにウソを並べていたとしてもすぐに見抜いてしまったり、どんなにニコニコしていてもそれがウソか本当かすぐ見破ったりもします。
瞬間的に深く感じ取ることのできる蠍座の能力には驚かされます。
ですが、隠そうとしているものまで見えてしまうというのは、かならずしも良いことばかりではないのかもしれません。
なぜなら、物事を斜めから見る癖がついてしまったり、相手を信じるのが難しくなることもありえるからです。
いずれにしても蠍座のミステリアスな魅力というのは、表面からは計り知れないような深みによって醸し出されているといえるでしょう。
完璧主義
生と死をつかさどる蠍座は究極の世界を感じ取りやすい人達といえます。
白か黒か、好きか嫌いか、良いか悪いかなどの線引きを無意識にしていることもあります。
ストイックなところもある蠍座は自分に課すレベルも高くなりがちで、さまざまなことに完璧さを求める傾向が出てきます。
といってもすべてが揃っていれば完璧ということではなくて、自分の望む目的その一点に集中して、完璧にしたいというかんじです。
蠍座は特定のものに対してのみ強烈なこだわりがあったりするわけです。
これは周りから見ると少し不思議なこだわりに見えることもあります。
蠍座は独自の世界観をもっているので、そこで何が起こっているかは本人にしかわからないのです。
穏やかさと秘めた情熱
蠍座はもともと気が優しく、好きな人にはとことん尽くすという傾向があります。
ただし、これは相手を好ましく思っている場合にかぎってといえます。
本来の蠍座はおだやかなタイプが多いのですが、万が一、相手に攻撃されたりするとそのおだやかさは一変します。
相手を思いやる気持ちが強いからこそ、それを踏みにじられると一転して憎しみのエネルギーに変わってしまうことがあるわけです。
それもこれも、どこまでも深い愛情を持っているから起こりえること。
穏やかさと見えない部分に秘めた激しい情熱こそが蠍座の魅力といえます。