いじけて立ち直れない
オールオアナッシングの考え方を持ちやすいため、何かうまくいかないことがあると、ふてくされてしまって、そのまま立ち直ろうとしない人が中にはいます。
「いまから頑張ったってどうせ完璧にはできないんだから、やらないほうがまし」と、自分の世界に引きこもってしまうと、蠍座の運気はそこで停滞してしまいます。
滞るだけならまだ良いのですが、そのまま一気に急降下して取り返しのつかないことになってしまう危険性さえあるといえます。
再生を繰り返し、どんどん生まれ変わりつづけるというのが蠍座の進む道。
そこから自らドロップアウトしてしまうと、軌道修正が非常にむずかしくなってしまうのです。
人生にはいつだって失敗はつきもの。
小さな間違いを繰り返しながら、一歩一歩、成長していくしかありません。
生まれつき蠍座に備わっている驚異の回復力を信じて、立ち向かっていきましょう。
破壊衝動
「嫌いだ!」という気持ちが強くなると、蠍座はその対象を、根底から壊してしまいたくなることがあります。
好きだった人とトラブルが起こり信頼関係がゆらいだりすると、その関係を修復しようとするのではなく、そのまま絶交してしまうことすらあります。
たしかに、破壊することによって新しいものが生まれるということはありますが、人間関係においては、それはあまりあてはまりません。
「あの人のことはもう好きじゃないから、もうつきあわない」といって、恋人や友達との関係をバッサリ切り捨ててしまうと、それは蠍座の運気を大きく落とすことなります。
再生と破壊の間にある「育てる」というステップは、蠍座に必要な学びの一つといえます。
それをないがしろにしてしまうと、いつまでたっても同じことが繰り返され、運気を高めることはできないでしょう。