モノやお金で心を埋める
情に厚く心から人を愛することができる蠍座は、もしかしたら数少ない本当の「愛」というものを知っている人かもしれません。
そんな蠍座がやってはいけないことは、自分の気持ちを無視してまで物質に執着しすぎることです。
人やモノに執着しやすいといわれる蠍座ですが、ただ自分の欲望を満たすためだけに、自己満足で物質を求めてしまうと、その先にはかならず破滅がまっています。
モノであっても人であっても、その対象に愛着を感じているのであればよいのですが、愛に絶望してしまった蠍座がその代償としてモノに依存してしまうと、すぐに虚しさに襲われて、虚無感が広がることになるでしょう。
どんなに美しいものを手に入れることができたとしても、愛情もなく、ただ純粋にそのモノの価値を愛でるという感覚は蠍座にはあまりありません。
本当の愛をあきらめる
お金持ちになりたいのも、物質に執着するのも、すべてはその先には愛があるから、それを誰かと共有できるから、もしくは愛を求めているからです。
ですから、愛することをあきらめモノを所有することで自分の心を慰めようとしても、それは悲しい代償行為であり、悪循環のはじまりにすぎません。
それでもモノやお金に執着しつづけるなら、蠍座は自分らしさを見失い、歪んだ快楽のなかで生きたまま亡骸となるでしょう。
どんなに心が傷ついて、もう二度と立ち直れないと感じたとしても、人を愛することを決してあきらめないでください。
蠍座は苦しい恋も、悲しい別れも、その全てを自分の力に変える力を持っているのですから。
「私はまったく傷ついてない。ただ単純にモノ(お金)がほしいだけ」もしそう感じるなら心が硬直してしまっているかもしれません。