勝てない勝負はしない
自分というものをしっかりともっている蠍座は、あまり心がブレることがありません。
恋のライバルが現れたとしても、うろたえた態度を晒すこともないでしょう。
「縁があるならつきあう、縁がないならそれまで」という達観した気持ちがあるのかもしれません。
ライバルよりも自分のほうが優位だと分かっている場合は、それまでどおりで、態度を変えるようなことはしません。
もちろん心の中で動揺していないことはないのですが、それを表に出さずに冷静になろうと努めます。
そして、もしライバルのほうがはるかに有利だとわかる場合は、好きな相手への気持ちをバッサリ断ち切ってあきらめようすることがあります。
つらいことですが、蠍座は勝てない勝負はしない傾向があります。
片思いの場合は「私の良さを分からずに他の人を選ぶような人とはつきあう価値がない」と気持ちを切り替えたりもします。
何が何でもライバルに勝ちたいと思う場合は、あえてセクシーな手段にでることもありえます。
これは蠍座の得意分野ですから、作戦というより、むしろストレート勝負といえるかもしれません。
ただ、これらははまだお付き合いをしていない相手の場合のみ。
もし愛する恋人を奪おうとするライバルには容赦しません。
あらゆる手を使って排除しようと努めるでしょう。