悲しみの執着
誰かに裏切られたりすると、悲しみのあまり相手を恨んでしまうこともある蠍座。
場合によっては、それは愛ではなくただの執着だったということもあるでしょう。
関係が終わってしまったことを受け入れられず、相手に気持ちを残しつづけるのです。
好きな人と別れたときの正しい対処法は「心の傷を癒し、心の平穏を取り戻してから次の恋愛に進む」ということかもしれません。
ですが蠍座の場合は、それがなかなかできません。
心の傷を癒したらまた同じ人を思い続けることもあるようです。
もともと蠍座は、自分から別れを切り出すのが苦手です。
好きになった人とは心身共に一体化しているので、そこから自らを切り離すのがなかなかできないのです。
蠍座が恋を終わらせるきっかけは、ほとんどの場合、相手から別れを切り出されたとき。
たとえ他に好きな人がいたり、自分が二股をかけていたとしても、それでも蠍座は自ら別れを切り出さない傾向にあります。
自分から別れを告げるのはよっぽどの理由があるとき。
「相手の浮気がひどくて誠意のかけらもない」などは別れる理由になりますが「なんとなく好きじゃなくなったから」というだけでは別れる理由にはならないでしょう。
そのため、もう気持ちは完全にさめてしまったけれど、他に好きな人がいるわけでもない場合などには、そのまま腐れ縁となって続いていくこともありえます。
蠍座は自ら恋に終止符を打つのが苦手な人たちだといえるかもしれません。