「父母が蠍座」の場合
親である以上、自分の子供への愛情はだれしも深いでしょうが、蠍座の場合はそれが普通以上に深く強く向けられるといえます。
自分と子供を同化させてしまうので、自分の価値観を子供にも強いてしまうことがあるのです。
蠍座の親の傾向としては、過保護になりすぎるか厳しくしすぎるかの二つに分かれがちです。
どちらも深い愛情に基づいていることに変わりなく、親の性格によって、表現のしかたが違うだけです。
自分とは違う道を歩んでほしいと思えば極端に厳しくなり、愛する気持ちを優先させるとつい甘やかせてしまいます。
蠍座の親にとっての課題は、子供との距離感かもしれません。
そのため、もし子供が自由を求めるタイプだったりすると、親に強く反抗してくる可能性があります。
自分を信じてただ自由にさせてほしい願う子供も世の中にはいるのです。
けれどそんな子供の気持ちを理解するのは蠍座にはすこし難しいかもしれません。
蠍座は自分のエネルギーを集中させて物事を成し遂げていくので、子育ても一生懸命がんばります。
ただエネルギーの分散が上手ではないので、仕事にも情熱を傾けたい場合には、子育てに悩んでしまうこともあるようです。
いずれにしても仕事をもつ蠍座の女性が子供をもつとストレスがたまりやすいので、無理をせずバランスをとるように心がけましょう。
子育てに完璧はないですものね。