愛し愛される
次々と人生の目的をクリアしているように見えても、蠍座にとっての幸せはお金や物質ではありません。
もちろんお金持ちになるのはステキなことですが、あくまでもそれはそれ。
本当に欲しいものはモノなどではなく真実の愛なのです。
情熱的に愛し合い、身も心も相手に捧げてしまいたいと心のどこかで感じているので、愛を強く実感できる瞬間に幸せを感じます。
精神や肉体の深い交わりがあることに生きている喜びを感じるのです。
蠍座は、極限状態においてこそ真の満足感を得ますので、場合によってはディープな快楽に身を落としてしまう人もいるかもしれません。
傍から見ると堕落にみえたとしても、その人にとってはそれが唯一幸福感を感じる手段だということもありえます。
極限状態のひとつとしてセックスが挙げられますが、二人の人間が我を忘れて「無」になる行為は、もっとも小さな死といえるでしょう。
生と死の同時体験であるセックスは、蠍座にとっては特別な意味をもつようです。
蠍座は表面的な楽しみだけでは幸せをあまり感じることができません。
たとえば映画などでも、心が揺さぶられるような作品にこそ感動を覚えます。
心動かされることで本能的な喜びを感じとるのでしょう。
またアルコール好きな人が多いので、信頼できる人とお酒を酌み交わしつつ本音トーク、なんていうのも幸せなひとときかもしれません。